皆さんは三木金物のシンボル
『金物鷲』
をご存じでしょうか✨
金物鷲には
地域産業である三木金物と三木市のさらなる発展への期待
が込められているそうです。

こちらのお写真は、道の駅みきに常設されている金物鷲です。
その大きな体には約3,000点もの三木金物製品を使用していて、
近くで見るととても迫力があります。
その大きな翼で観ている私たちも一緒に大空へ羽ばたかせてくれそうです。
そんな金物鷲が、なんと大阪・関西万博に出展されます!
Resolution of LOCAL JAPAN展
~地域が創る日本と地球のいのち輝く未来~
会場:EXPOメッセ『wasse』(大阪・関西万博会場 夢洲)
開催期間:2025年7月28日(月)~7月31日(木)
開場時間:10時~20時
兵庫県三木市と福井県越前市の共同出展となっていて
三木金物の『金物鷲』
越前打刃物の『昇龍』
これらのシンボルを一堂に集め、
その美しさと職人技術の結晶を展示されるとのこと!
現地へ行かれる方は是非その2点が放つオーラを直接感じてきてください✨
金物鷲

金物鷲の起源は昭和8年。
前年の昭和7年に三木町(今の三木市)が水害に見舞われ、大きな被害をうけました。
町民の沈んだ気持ちを盛り上げるために金物鷲を制作する提案があったといわれています。
昭和27年に『三木金物見本市』(現在の金物まつり)において
昭和8年のモデルを基にした初代金物鷲が製作されました。
その後に2回改良され、3代目になったのは昭和34年。
昭和47年にはニューヨーク・ナショナル・ハードウェアショーにて、
金物鷲が初めて海外で披露されました!
え!この子海外にも行ってるの⁉✨
知らなかったです!
金物鷲は昭和天皇もご覧になられ、
三木市のシンボルとして活躍しています!
平成31年に4代目となった金物鷲も、
秋に行われる三木金物まつりを中心に展示されています。
2020年、道の駅みきの常設金物鷲を製作するために
『誰もがいつでも見られる金物鷲』
を目標にしたプロジェクトチームが結成されました。
プロジェクトチームの方々は
『なにげない日常や非常時に役立つ道具を作る私たちだからこそ、一つ一つの道具に「平和の尊さ」「命の大切さ」への思いを込めて組み上げた』
『金物鷲を観た人が夢や希望を掴み取り、世界中に平和が訪れるように願っている』
とメッセージを書いてくれていました。
是非観に行ってみて下さい。
遠くから見たらわからないけど、
近づいてじっくり見てみると
鋸(のこぎり)や鏝(こて)、包丁、ドリルなどが
いくつも重なって作られていることがよくわかります。
使われている金物も別で展示されていて興味深いです

金物鷲のどの部分に使われているかも書いています😊✨
昇龍
福井県越前市の『昇龍』は約3,000点の越前打刃物で構成されていて、
長さ3.6メートル、高さ1.8メートルの巨大オブジェです。
これまでに一度も越前市以外で展示されたことがなく、
『LOCAL JAPAN展』が初めての市外での展示とのことで
とても貴重な展示になりそうです!
越前市が世界に誇る伝統工芸品『越前打刃物』は
長い歴史を持ち、古来の火造り鍛造技術が受け継がれているそうで
職人たちが金属を叩いて強度を高め、丹念に研いで鋭い切れ味に仕上げています。
伝統技術に現代デザインを掛け合わせた包丁やステーキナイフも世界で高く評価され
国内外の一流シェフからも注文が殺到するほど人気だそうです。
それぞれの地域の伝統技術を集結させたオブジェが
一つの場所に揃う機会なんてなかなかありません。
三木市民としてとても楽しみです✨
三木金物がもっとたくさんの人の日常に届きますように
道の駅みき

道の駅 みき(みきやま株式会社)
住所 〒673-0433 兵庫県三木市福井2426番地先
TEL 0794-86-9500
URL https://mikiyama.co.jp/
常設金物鷲を見ることができたり、
2階の『金物展示即売館』では三木金物もたくさん販売されています!
